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大好きなベーシストVol.1「飯田成一(SEIICHI)」

今日は音楽の話です。

僕は16歳から26歳までバンドをやっていて担当はベースでしたが、社会人になり一度は楽器をすべて手放してしまい、約10年くらい楽器に触ることもありませんでした。

その後再びベースを手にするも、10年間に2度~3度くらい、一夜限りの再結成や即席バンドでLiveをする機会はありましたが、今は定期的なバンド活動はしていませんので、相当下手くそになってしまいました。最近は月に1回程度自宅で軽くリハビリ程度にZI:KILLというバンドのDESERT TOWNというアルバムのバンドスコアを見ながら弾いている感じです。これは僕のベーシストとしての原点ともいえるバンドとアルバムなんです。

ZI:KILLは僕が高校生の頃、DIE IN CRIESと並んで多くの曲をLiveでコピーしたバンドです。もちろんバンドメンバー全員がZI:KILLを好きだったことも理由ですが、特に僕がZI:KILLのベーシストSEIICHIの大ファンだったから、という理由もかなり大きいと思います。

今になってみると、オリジナル曲を作り出した頃の僕自身のベースラインには、SEIICHIの影響が色濃く出ていたなあと感じます。機材もZI:KILL時代SEIICHIがTRACE ELLIOT のアンプヘッドとキャビネットを使用していたので、僕も高校卒業後すぐに同じTRACE ELLIOTをローンで購入したりしていました。

ZI:KILL時代のSEIICHIのベースは、当時「初心者の僕でも頑張れば弾けそう」と思えるようなシンプルさがありながら、タイトにリズムを刻みつつもTUSKのボーカルの裏で別のメロディーを奏でているような存在感があり、いざ弾いてみると確かにメロディアスで、実際にバンドで合わせてみてもボーカルのメロディーとうまく溶け合う。そんな印象を受け、とても憧れました。

ZI:KILL解散後のCRAZE時代の飯田成一のベースは、シンプルさは残しつつもさらに攻撃的で、瀧川一郎の唯一無二なギターにも負けない存在感を放ちながら、菊池哲の変幻自在なドラムに合わせつつも正確なリズムをタイトに刻んでおり、ZI:KILL時代とはまた違ったカッコよさがありました。

CRAZE解散後のバンドはあいにく聴いていませんが、きっと今でもカッコいいベースを弾いておられるだろうと思い調べてみたら、再始動した幻覚(幻覚アレルギー)に加入されたようですね!当時幻覚アレルギーは聴く機会がなく名前だけ知っていただけでしたが、今度、幻覚も聴いてみようと思います!

SEIICHIのベースの中で特に好きだった曲は・・・たくさんありすぎてどれを挙げようか迷いますが、まず、1曲全体を通してのベースラインとして一番影響を受けたのはZI:KILL「LONELY」です!

Aメロ前の「ダダッ、ダダッ、ダダッ、ダダッ」とタイトに切る感じから、サビではボーカルの裏でうねるように流れるベースライン。初心者の頃、そして今、何度聴いても弾いても、カッコいいな~と思います。

ベースソロ的なフレーズで一番カッコいいと思ったのは、CRAZEを知るベーシストなら多分皆さん理解していただけると思いますが、「RAIN NOISE」のイントロです!あのベースソロがあまりにカッコよすぎて、何度も繰り返し弾いていました。

もし、現役ベーシストでSEIICHI(飯田成一)を知らないという人がいらっしゃったら、ZI:KILLCRAZEの曲をぜひ聴いてみて下さい!マジでカッコいいので、オススメです。

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